レポママ★ブログ

二児のママ*子育奮闘日記や旬な情報等を更新していきます。


根治手術(心内修復術、ラステリ手術)記録用*先天性心疾患、ファロー四徴症、肺動脈閉鎖、大動脈弁閉鎖不全症

スポンサードリンク

f:id:disneykosodate:20181022233033j:image

手術時間、約9時間半~10時間程かかりました。

前回の手術前説明記事>>>

 

《執刀医より手術の報告内容》


①2回目の開胸の為癒着剥離→少し時間がかかったが、心臓の膜が破けることなく無事剥がせた!

②btシャント2本はお役御免→クリップをして、切断。

 

③16mm導管の縫い付け
・肺動脈に縫い付け(成功)
>>>>止血確認操作で左肺動脈に亀裂を発見(イレギュラーな事態)。

原因としては、人口血管を縫い付けている時にトルクがかかった。
→修復作業に時間がかかった。
一部狭くならないように、心臓を包んでいる自己心膜3mm×4mmのパッチを充てがう。
奥の傷には細い糸を使い丁寧に縫い合わせた。左側のBTシャントの影響(癒着)から壁が薄くなっていたとも考えられる。
(修復完了30~40分かかった)

 

心室中隔欠損は13~14mmの穴
ゴアテックスのパッチでとじる。

 

⑤16mmの導管を右心室に繋ぐ。
>>>>右心室圧力は血圧の45%(予想より良いデータ)

 

⑥大動脈の壁組織>>>>ノータッチ(イレギュラーな事態が発生した為)

 

⑦大動脈弁の逆流が無くなった!!(・∀・)
手術前に見られていた逆流が手術後見受けられ無くなった!!(機序は分からないがいいニュース✨)

 

⑧天然ペースメーカーのブロックは避けることが出来、ペースメーカーは要らない。
(一時的なペースメーカーの導線はあり。すぐ抜ける。)

 

⑨開胸の傷口は前回の傷口から少し延長して開けた。


⑩チアノーゼ改善(Sp02>>>>100%)
爪の色、肌の色、ひと目でわかるほど綺麗になった。

 

 

今後気にかけること:


・左肺動脈の裂け目から出血が多い場合、中を開けてお掃除が必要になる。

 

・左肺動脈、今後狭くならないかどうか、注意する必要がある。

 

・肺動脈の壁は結構弱いことが分かった。
(シャントの癒着の影響もあり)

 

f:id:disneykosodate:20181022233049j:image

 

まずは、無事に戻ってきてくれてありがとう😭💖💖